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のれんわけブログ
相続人の廃除制度によりドラ息子次男から株式を守った事例
今回の相談は、次男がドラ息子で、出来る限り次男には相続財産となる株式を相続させたくないという現経営者である父の意向です。
「ウチは大丈夫だから」というのが一番危険!
社長 「いや、うちの子は兄弟関係もいいし、長男が会社を継ぐことで決まっているから、そっちの面は大丈夫だから」
この会話の流れからも明らかなように、社長は法務面のリスクを軽視しています。
信託により後継者の決定を将来に先延ばしした事例
現経営者は、いずれは子供達のどちらかに事業を継いでほしいと思っています。しかし、長男・次男ともまだ幼く、どちらが経営者に向いているか、経営者となる意思があるかが、わかりません。
遺産分割が未了のまま会社が停滞した事例
今回の場合で言えば、相続人が長男と次男しかいないということは遺産分割が未了のうちは、両者が同意しない限りは、株式の行使はできません。
望まないM&Aをせざるを得なかった事例
創業者である父は、現在は大手企業で働いている長男に継いでもらいたいというのが本心でした。
ただ、この業績では会社を継がせることは難しい状況でした。